清内路手作り花火

300年余り続く伝統の花火です。古くは、享保16年上清内路・下清内路両諏訪神社社堂の再建にも奉納しています。
住民が火薬から製造する全国でも唯一の花火で、平成4年に長野県の無形民俗文化財に指定。1998年長野オリンピック閉会式のフィナーレを飾りました。
この花火は上清内路煙火同志会と下清内路煙火有志会のふたつの保存会によって製造され、上清内路諏訪神社及び下清内路建神社・諏訪神社の秋季祭典でそれぞれ奉納されています。記録によれば、江戸時代に村の特産物であった煙草と木櫛の行商で三河地方を訪れた村人が、煙草と引替に火薬製造の秘伝を伝授してきたことがこの花火の原点とされています。
毎年10月の秋季例大祭で奉納されます。